1.タイヨウ
さすがに抜いてしまったものは元にはもどせませんね‥。
保険のブリッジにするのは最悪の選択肢だと思います。ですから第一選択はインプラントでしょう。確かに自費=高額と言うイメージはありますが、でも考えてみてください。現在28歳と言うことは平均寿命の80歳まであと50年以上あります。例えば25万円でインプラントを入れたとすると1年で5000円の出費と計算できます。僕は決して高額だとは思いません。
例えば保険でブリッジを入れたとして保険の銀歯の平均寿命は5年前後と言うデータがあります。5回作り変えられたとして今回削られる両隣の歯は25年しか持たない計算です。運良く10回作り変えられたとして1回のブリッジの代金が今の保険点数、3割負担で約1万円ですから10万円。つまりインプラントの半額近い出費で結果的には両隣の歯を失うことになるわけです。
もちろん20万円以上の出費は痛いと思いますが、これからの人生が長いのであればなおさら歯にはお金をかけるべきだと思います。
僕の患者さんにも「あの時、安易に保険でやらなければ良かった」と後悔されている方が大勢いらっしゃいます。もちろん、保険診療を全否定するつもりはありませんが、今回のまきさんの場合、少なくとも4番目の歯はバージンティース(全く削っていない歯)なのですから、申し訳ありませんが僕の選択肢としてはインプラント以外考えられません。または両隣を削らない接着ブリッジか‥。いずれにせよ保険のブリッジは絶対に勧められません。
2.まき
お忙しい中、お返事ありがとうございます。
やはり保険でのブリッジは、私の場合最悪の選択肢なのですね。確かにこれからの長い人生を考えると、目先のお金の為だけに健康な歯を犠牲にするなんて普通に考えればありえないですもんね・・・
インプラントの場合の寿命はどのくらいなんですか?
3.タイヨウ
インプラントの寿命はですねぇ‥「患者さんのメインテナンス次第」と言うのが答えですね。日常の歯磨きをサボったり、定期クリーニングをサボったりすると寿命は短くなります。
で、本当のトコロは「わかりません」と。
現在のようなインプラントが日本に導入されてからまだ30年くらいです。ですから、データ的に40年、50年持つとは残念ながら言い切れません。
通常、インプラントは10年生存率が90%前後(部位や条件にもよりますが)ですから10持って当たり前と考えます(ちなみに保険の銀歯の補償期間は2年間です‥いかに短いか解りますよね)。
20年持って成功。
30年目は‥わかりません。と言うのも30年前にインプラントされた方がほとんどご存命されていないからです。
でも、そう考えるとメインテナンス次第では一生使えるとも考えられますよね。
4.タイヨウ
もうちょっと詳しく‥。
インプラントが持つか持たないかと考える場合、3つに分けて考えます。
一つ目は骨に入っているネジの部分(インプラント体)はチタンでできていますので、折れた腐食したりすることはありません(スペースシャトルに使う部品と同じですから)。
二つ目は上部構造と言っていわゆる差し歯として見える部分。これは人工物ですから、壊れることもありますが、いくらでも修復が可能です。また、インプラントの便利なトコロで将来的に万が一(そんなのヤだけど)入れ歯になってしまった場合にも入れ歯の支えとして作り変えることもできます。
そして問題はインプラントを支える骨と歯肉の問題です。これは加齢やバイキンの状態で変わります。ですから、他の歯同様(もしくはそれ以上)にメインテナンスが必要となります。また、天然の歯は神経が通っているので何か問題が生じれば痛みを感じるわけですが、インプラントは神経が無いので何も感じません。ですから、定期的なチェックが必要になるわけです。
ま、長々と書いてしまいましたが、ご自身の体のことですから、十分に検討してみてください。
5.まき
詳しい説明本当にありがとうございました。
よく検討してみようと思います。
6.Ryo
ブリッジについては、歯を抜く前に説明がなかったってのは、ちょっとまずいとは思います。しかし、インプラントっていうのは、まきさんの通院してる医院でやっているのですか?
保険で行うブリッジでも前の方から見えないような位置で被せる方法もあるんですよ。もし、歯を抜いた後に、保険外の治療をすぐに勧められた場合は、要注意だと思いますよ。
患者さんのことを第一に思ってくれてる先生か、お金儲けのことを考えてる先生か、どちらかだと思います。
インプラントは手術を行う先生の腕にも左右されるので、腕の確かな先生にかからないと大変な目にあいますよ。
インプラントが第一選択かどうか、今通ってる先生や、他の先生に直接話を聞いてみてはいかがですか?